【保存版】体を鍛えるメリット10のリスト! キツくても続けた方がいい理由とは?
皆様こんにちは。ホント、筋力トレーニングって、いいですね~。あれ、そうでもない?えっ、キツイからもうやめたい・・・そんなことを思ってしまっている方も、巷では決して少なくないみたいですね。
でも、ちょっと待ってください!筋力トレーニングというものは、長く続けるほどに、多くのメリットをもたらすものなんです。せっかく始めたのにやめてしまうのは、もったいなさすぎます!
という訳で、今回は筋力トレーニングでカラダを鍛えることでもたらされる、様々なメリットについてお話していこうかなと思います。
筋力トレーニングを始めた時点で、得られるメリット:
まずは、筋力トレーニングをはじめたばかりで、まだ筋肉や筋力がついていないという方にも、もたらされるメリットをご紹介しましょう。効果がまだ出ていないという方でも、これだけのことが得られるんです!
1:健康の増進
言うまでもありませんが、身体を動かす習慣を身につけることで、より健康な生活を送ることができます。汗をかくことでのデトックス効果や、生活習慣病の予防などに大きく寄与します。ただし、トレーニングのやりすぎは、逆に身体の免疫力を低下させる場合がありますので、くれぐれもご注意を。
2:ストレス解消
筋力トレーニングに限らず運動全般に言えることですが、ストレスを発散することができます。そもそも日常生活では、人間のもつパワーやエネルギーを100%発散できる機会というものがなかなかありません。このパワーを解放できる筋力トレーニングは、いわゆるハイな状態を生み出し、未経験者が想像する以上の心地よさを体感できます。
3:食事を美味しく感じられる
運動をすることでカロリーを消費すると、結果として食欲が増進されるので、食事が普段よりも美味しく感じるようになります。ただし、ダイエットや痩身目的の方は食べる量や食べ物の種類に気を配っておきましょう。
4:精神の鍛錬
「えっ!筋力トレで精神鍛錬?」と思われる方も多いかもしれません。そもそも筋力トレーニングは、新しい段階への挑戦をくり返すという特徴があります。例えば50kgのバーベルが10回上げられるようになったら、次は15回、そのまた次は20回といった具合です。こうした過程を積み重ねて身体をより強くしていく作業を長期にわたって実行することは、確実に精神鍛錬ともなります。
5:精力の増強
(女性の方は読み飛ばしていただいて結構です・汗)
これも意外な事実ですが、実は科学的根拠があるのです。人間(男性)のメカニズムとして、精力を増強させるには、テストステロンなどの男性ホルモンの分泌が大きく関わっています。そして、筋力トレーニングには男性ホルモンを盛んに分泌させる働きがあるのです。つまり、筋力トレーニングは、市販の精力剤よりも・・・(以下省略します)。
実はこの事実、筋力トレーニングに大変ゆかりのある方が、今から40年近くも前に、著書内で紹介しています。その方は、重量挙げ選手として活躍し、ボディビルダーの草分けとしても知られ、早稲田大学の教授なども務めた窪田登先生。
1975年に文潮出版から刊行された『ボディを鍛える:体形をよくする72の方法 』の中で、筋力トレーニングが精力を増強するメカニズムや実例を紹介しています。さすがに現在は絶版となっていますが、国会図書館では閲覧できるますので、興味がある方はぜひ。
また、1999年に大修館書店から刊行された『思いたったら体力づくり』という著作の中でも、「精力をつける――同時にセックス・アピールも」という章が設けられています。
なお、窪田先生はこれまでもたくさんの筋力トレーニングに関する著作を手がけています。筋力トレーニングを続けるか悩んでいるという方には、まさに目から鱗となること間違いなしですので、オススメです。
6:脳の働きを活性化させる
これまた意外な事実かもしれませんが、例えば会議などで座ったままで過ごすよりも、現場などを歩き回ったほうが、よいアイディアが出るといった体験はありませんか?これは、運動によって、脳の働きをよくするセロトニンという物質が分泌されるためと考えられています。
このセロトニンは、太陽の光を浴びることなどでも分泌され、脳の覚醒を促し、仕事や学習によい効果をもたらすことでも知られています。そして、このセロトニンを分泌させるのに特に効果的とされているのが、一定のリズムで行われる運動です。ウォーキングやジョギング、自転車こぎ、水泳やスクワットなどが代表格です。厳密には筋力トレーニングと言うよりは有酸素運動ですが、組み合わせると効果的ですね。
ちなみに、セロトニン研究の第一人者として知られ、東邦大学医学部名誉教授でもある有田 秀穂医師も、このように述べています。
イキイキと働き、活発に社会生活を送るために、前頭前野を元気に働かせるセロトニンエクササイズが不可欠なのです。ウォーキングやジョギング、ヨガやストレッチ、ダンスなどのエクササイズはセロトニンを元気に働かせる要素を多分に含んでいます
引用元:セロトニンDojo 公式サイト
筋肉がつくことで、得られるメリットは・・・?:
続きまして、トレーニングによって筋肉量が増えることで、もたらされるメリットをご紹介しましょう。こちらも想像通りのものと、予想外で意外なものがあるのではないでしょうか。
7:痩身効果
筋肉が増えることによって、基礎代謝という、じっとしているだけで身体が消費するカロリー量が高まります。もちろん運動を組み合わせれば、よりカロリーを消費しますので、太りにくい体質になっていきます。さらには、基礎代謝が上がることで体温も上がるため、寒さに強くなるというメリットもあります。
8:アンチエイジング
体型が引き締まり姿勢がよくなることで、実際の年齢よりも若々しい見た目となります。ちなみに、ゴシップ的情報では、ハリウッドセレブの多くは、この理由によって、筋力トレーニングやエクササイズに励んでいるのだそうです(笑)。
もちろん外観だけでなく、加齢よる動作困難、腰痛、膝痛、肩こりなどの予防・改善といった効果も望めます。ちなみに最近は医学関係者の間でも、高齢者であっても適切な筋力トレーニングを行なうことで、筋力は向上するという事実が確認されている位です。筋力トレーニングには、定年はありません。
9:性格の改善
筋肉を増やすことに成功したことが自信となり、積極性や明るさ、社交性、寛容さなどが増すという傾向があり、ポジティブ思考になりやすくなります。私自身も、言われてみれば、たしかにそうだったなという気がします(笑)。
10:身体能力の向上
あたりまえのことですが、筋肉が増えることで、運動能力は向上します。ゴルフや草野球、フットサル、登山などを趣味とされている方ならば、その恩恵が十分に発揮されることでしょう。
あえて、筋トレのデメリットも言いますよ:
ここまで筋力トレーニングの利点を紹介してきましたが、良い面だけを紹介するのは公平さを欠きますので、あえてデメリットについても述べておこうと思います!
やり過ぎると免疫力が低下してしまう:
その筆頭は、オーバートレーニング(トレーニングのやり過ぎ)によって、身体の免疫力を低下させてしまう可能性があること。風邪をひきやすくなる、疲れやすくなるなどの症状から始まり、場合によっては大きな病気を呼び込んでしまうリスクもあります。「適度なトレーニング」という言葉が繰り返されるのは、このためです。
やり過ぎると筋肉や関節、腱などを傷めてしまう:
続いて、これもオーバートレーニングに関連してきますが、過度な負荷をかけすぎることで、筋肉や関節、腱などを傷めてしまうリスクです。これも、いきなり重量のあるバーベルを使ったりするのは避け、適切なメニューで行うことが肝心です。
暑がりになる:
もうひとつ、筋肉を増やすと寒さに強くなることはご紹介しましたが、逆に暑がりな体質になるというデメリットも存在しています。夏の暑い時期には対策が必要になってきますので、心しておきましょう。
まとめ:
最後にもうひとつ、ボディビルダーから人気アクション俳優となり、そして政治家にまでなった、かの「シュワちゃん」、アーノルド・シュワルツェネッガーの言葉をご紹介しましょう。トレーニングが続かない、挫折してしまうという悩みに対し、彼はこのように答えています。
トレーニングを特別なことと考えてはいけません。顔を洗ったり、歯を磨くことと同じように、日常の一部として溶け込ませてしまえばよいのです。洗顔や歯磨きが長続きしないという人はいないでしょ?
筋力トレーニングを始めたけれどもやめたいという方に、改めてお尋ねしたいと思います。これだけのメリットがあるのに、その恩恵を受けないままやめてしまうのは、もったいないと思いませんか?
トレーニングをやめるのは、少なくとも、前半でご紹介した、筋トレをはじめることで得られるメリットを実感してからでも、決断するのは遅くないと思います。この記事をお読みいただき、そう感じてくだされば幸いです。